私は新発売の清涼飲料は一通り飲みます。
好奇心と、清涼飲料メーカーのチャレンジ精神に敬意を表する意味で、日々コンビニ、スーパー等をチェックしています。
今回は過去を振り返り、歴史の中に消えて行った懐かしの清涼飲料個人的5選を時系列に並べてご紹介致します。
・マリンカ(1965)武田食品【満足度:60】
今でこそどこでも買えるお米ですが、当時は米穀店でしか販売できませんでした。それだけ、どの町にもたくさん米穀店があったわけですが、その米穀店を流通の窓口として販売されていた清涼飲料に、私の世代にはお馴染みの"プラッシー"というものがありました。マリンカはその姉妹品です。
リンゴ味の炭酸飲料でした。
・ファンタ ゴールデングレープ(1975)コカ・コーラ【満足度:70】
現在も店頭に並ぶファンタですが、当時グレープ味の合成着色料に発がん性物質があると言われ、急遽着色料だけを抜いて発売されたという、曰く付きのファンタです。
同時期に発売されたファンタ アップルと記憶が混同しゴールデンアップルと間違えて覚えている人が多い事で有名です。
気を利かせたコカ・コーラ社がファンタゴールデンアップルをリバイバルのような新発売をした事は記憶に新しいと思います。
・こつぶ(1977)はごろもフーズ【満足度:99】
オレンジの果肉が大量に入った缶のオレンジジュースです。
今でこそ清涼飲料に液体以外の固形物が入っているものは珍しくありませんが、当時"こつぶ"を初めて飲んだ私はその異物感に驚きつつも、これはアリだと歓迎しました。
どれだけ振って飲んでも果肉が缶に残留してしまうという欠点がありました。
・マリンクラブ ブルーミント(1982)サントリー【満足度:60】
80年代の前半、ミント味といえばガムか歯磨き粉くらいしか無かった時代に登場した"マリンクラブ ブルーミント "は、早すぎた清涼飲料として有名です。
その名の通りミント味の炭酸飲料ですが、当時の私も一口飲んで「まだ早い」と思ったような気がします。
・サスケ(1984)サントリー【満足度:15】
懐かしい清涼飲料といえば必ずこの名前が出てきます。
私は食べ物も飲み物も好き嫌いはあまりありませんが、生まれて初めて「…ちょっと捨てたい」という気持ちを経験しました。
味はコーラと黒飴をミックスさせたような味です。
当時のCMのキャッチコピーが「コーラの前を横切るやつ!冒険活劇飲料サスケ!新登場!」でした。
歴史的にもほんの一瞬コーラの前を横切って消えて行った清涼飲料です。
以上、今はなき伝説の清涼飲料(個人的)5選でした。
他にも懐かしい清涼飲料はたくさんあります。どんなに個性的な商品でも、もう味わえないのか、と思うと少し寂しく感じますね。