動物フィギュアを集め始めたのは、今から15年ほど前、自閉症の息子がトイザらスにあったワニのフィギュアを握りしめたまま離さなくなってしまい、仕方なくそのワニを買った事がきっかけです。
息子のお気に入りとなったワニは、改めて見てみるととても精巧に出来ていて、しかも壊れにくいという、自閉症の息子にはとても適した玩具でした。
その後、イベントがあるごとにいろいろな動物フィギュアを息子に買ってあげるようになり、そして気がつけば息子よりも自分がはまってしまっていたというよくあるパターンです。
※ 今回紹介する動物フィギュアとは、デフォルメされていない実物の生き物を精巧に再現した動物模型を指しています。動物のぬいぐるみや、ビーストウォーズなどは除外しています。
動物フィギュアの魅力、選び方
現在、様々なメーカーが素晴らしい動物フィギュアを発売しています。
国内では海洋堂が有名ですが、玩具店の店頭に並ぶ動物フィギュアは海外のメーカーがほとんどです。
動物フィギュアは精巧で美しく、バリエーションも豊富です。動物園でもなかなか見ることは無いような珍しい生物までもフィギュア化されています。しかも骨格や色彩もリアルに再現してあるので、触れる図鑑としても、とても有用です。
絵を描く時のモチーフとしても優れています。動物園でのスケッチもいいですが、精巧な動物フィギュアであれば、時間を気にせず細部をじっくり観察しながらデッサンできるという利点もあり、総体的に知育玩具としても優秀です。
しかし、玩具店に行けばわかる通り、動物をモチーフにした玩具は驚くほど沢山あり、大きさ、精度、ギミック(可動)、材質、など様々です。
そこで、どれを選んでいいかわからない方のために、一生モノの動物フィギュアとして私が自信を持っておすすめするメーカーを、2つご紹介したいと思います。この2つのメーカーであれば、完成度、耐久性、安全性、においてまず間違いありません。
シュライヒ社
まず一社目は動物フィギュアの老舗、ナンバーワンの座を走り続けるシュライヒ社です。
取り扱い店も多いので、大型玩具店に入った事がある人であれば見たことがある人も多いと思います。
" 1935年、フリードリッヒ・シュライヒが設立。
フィギュア製品は1950年代、スマーフやスヌーピーなどのキャラクターフィギュアをメインに誕生しました。
動物フィギュアは1980年代初期に製造スタートし現在に至るまで続々と新製品を開発しています。
小さなサイズでも自然を忠実に再現したフィギュアは、野生動物、牧場の動物、ペット、海洋動物、絶滅した先史時代の動物や恐竜まで、幅広いラインナップです。"
基本的に動物フィギュアを選ぶなら、このシュライヒ社の商品でほぼ間違いありません。私が動物フィギュアの魅力を知るきっかけになったのもシュライヒ社ですし、息子が握って離さなかったワニもシュライヒ社です。
少し値段が高いと感じる方もいると思いますが、完成度や耐久性を考えると妥当な値段だと思います。今回添付してある写真は前述した息子のワニですが、今から15年以上前に購入したにも関わらず経年劣化はほとんどありません。
コレクタ社
これまで動物フィギュアはシュライヒ社一択だと思っていたのですが、最近はコレクタ社の発売する動物のセレクトがとても素晴らしく、完成度もシュライヒ社に負けていないので、1社では無く2社にしました。
" コレクタは、恐竜研究の第一人者である「アンソニー ビーソン」が監修を務めるフィギュアシリーズです。
コレクタ最大の特徴は、最新の学術研究成果に基づく再現性の高さです。その再現性は、古生物学者から賞賛を得ています。"
私の感覚では、欲しい動物がシュライヒのラインナップに無かったとしても、コレクタのラインナップを見るとあった!という事が多いので助かっています。
特に古代生物と有蹄類(ウマ、ウシ)の造形が素晴らしいです。
まとめ
以上のことから、動物フィギュアは"シュライヒ社"か"コレクタ社"を選べばほぼ間違いありません。
もちろん気に入った商品を買う事がベストだと思いますが、シュライヒ社の古いものはプレミア価格で取り引きされているものもあるので、小口の投資としてもおすすめします。
最後に次回の予告です。
次回は、私が息子のためと言いつつ勝手に集めた動物フィギュアを使って、最強の干支を再現してみようと思います。
日本人にとって馴染みのある干支ですが、最強の動物で並べるとどんな感じになるかをやってみようと思います。乞うご期待。