私の(息子の)持っている動物フィギュアの中から干支(十二支)を選んでみました。
ただ十二支の動物を並べても面白くないので、十二支物語で行われた順位戦が再び行われると想定して、どのような生き物が新たに代表に選ばれるのか、という想像(妄想)をしてみました。
特にためになる情報は一切ないので、お忙しい方はスルーして頂いて結構です。
時間に余裕のある方はお付き合い頂ければと思います。
早速始めます。
第二回・十二支順位決定戦エントリーリスト
子・カピバラ(コレクタ)
前大会で優勝を果たしたネズミですが、その姑息な戦略に対し、各種属(主に丑族、猫族)の審議を求める激しい意見が止む事はありませんでした。
よって子族が前大会の戦略を再び行う事は不可能です。最終的に子族は、最大最速のネズミであるカピバラを代表に選ぶ事にしました。ウサイン・ボルトよりも速いといわれるその走力で二冠は達成出来るのでしょうか。
丑・スパニッシュマウンテンブル(コレクタ)
前大会で優勝を逃したウシは、今大会においてその雪辱を果たすため、地道で直向きな戦略は捨て、完全な戦闘モードで本大会に挑みます。
代表はスパニッシュマウンテンブル。丑族最強の"闘牛"です。
寅・ホワイトタイガー(シュライヒ)
前大会においてネズミの策略はまり、十二支から除外された猫に対し、最も同情の念を抱いたのは種族としても近い寅族でした。
今大会において寅族は、猫族の仇を打つだけでなく寅年には猫も含まれるという公約を通すために本大会に挑みます。代表に選んだのは一見トラのアルビノ種に見えますが、実は風水などでお馴染みの神獣"白虎"です。
卯・ウサギ(コレクタ)
可愛さと繁殖力において他の追随を許さない卯族は、今大会においても有力候補です。
魅力と俊敏さを駆使した多種多様な戦略で、今回もウサギの上位入賞は確実と言われています。
辰・アウルーン(シュライヒ)
竜族の中でもアウルーン(東洋竜)は神聖な存在として人々に認識されています。しかし、前大会において何故5位なのか、手を抜いたのか、といった人々の猜疑心を払拭すべく本大会にはガチで挑みます。
同じ神獣である白虎のエントリーがアウルーンの闘争心に火を着けたとも言われます。
巳・キングコブラ(シュライヒ)
巳族最強の刺客はキングコブラです。全てのエントリー動物を毒殺し、ゆっくりと単独でゴールすると公言していましたが、はたしてそのような事が起きてしまうのでしょうか。
アメリカ、ロサンゼルスからはコブラ会の皆様も応援に駆けつけていらっしゃいます。
午・イングリッシュサラブレッド(シュライヒ)
今大会の午族の戦略はスピードです。
午族はスピードに特化した知名度No. 1サラブレッド"ディープインパクト"を代表に選びました。
"走るというよりも飛んでいるようだ"と言われるディープインパクトが本大会ではどのような走りを見せてくれるのか期待は膨らむばかりです。
未・ジャコブヒツジ(コレクタ)
未族の代表として選ばれたジャコブヒツジは古代から存在し、起源はメソポタミアに遡ると言われます。
禍々しい雰囲気を纏ったその容姿からは何をしでかすかわからない不気味さが漂います。
申・ゴリラ(シュライヒ)
申族代表は霊長目、最大最強のゴリラです。
本大会が開催されると発表された当初、申族は人間族の"吉田沙保里"にオファーを申し込んだそうですが、他のテレビ番組のレギュラー出演を理由に断られたとのことです。
酉・アメリカハクトウワシ(コレクタ)
本大会においてニワトリでは勝負にならないと考えた酉族は、知恵、癒し、創造性の象徴と崇められているハクトウワシを代表に選抜しました。
「レッツ・ジャスティス!」が口癖であるという情報が入っています。
戌・オオカミ(シュライヒ)
戌族は魔物と呼ばれる古狼に種族の命運を託す事にしました。
その古狼は"ロボ"と呼ばれ、自分の倍以上もある体重の牛を引きずり倒す体力と「悪魔が知恵を授けた」とさえ称される知性を持ち合わせていると言われます。
亥・イノシシ(コレクタ)
前大会で最下位となった亥族が、その不名誉による苛立ちを今もなお農作物を荒らすことで解消し続けていることは、農業を営む人間族にとって深刻な問題となっています。
亥族の重鎮は、本大会における亥族の代表を"乙事主"に依頼しました。錯乱すると収拾のつかなくなる可能性の高い"乙事主"が出場することになった事で本大会の緊張感は更に高まることとなりました。
以上、私が考えた第二回十二支順位決定戦、エントリーリストをご紹介いたしました。
お付き合いいただいた方、本当にありがとうございます。