美容業界には様々な用語が溢れていますが、一般の人が日常的にその用語を使うようなると、社会に浸透したのかなと思います。
縮毛矯正、ツーブロック、アシンメトリーなどは、もはや誰もが知る美容用語ですね。
ここ数年、美容業界では"バレイヤージュ"という言葉をよく耳にします。
もうすでに知っているという方も多いかもしれません。
[ほうきで掃く]という意味のフランス語ですが、複数の色をミックスさせたカラーリングの用語です。
金髪の外国人の髪は、一見全体に金髪に見えますが、実際に近くで見てみると、驚くほど様々な色が混ざり合っていることがわかります。
その金髪の外国人のような、美しい髪色を擬似的に生み出すカラーリングのテクニックを、バレイヤージュと呼びます。
アルカリカラー剤、酸性カラー剤、ブリーチ(脱色)剤、ありとあらゆるカラー剤を駆使して行う施術ですが、決して若い人だけがするカラーリングではありません。
ナチュラルな白髪を上手に生かし、ブリーチをしない髪に優しいバレイヤージュもこれからは定着していくのではないかと思います。
全体に白髪染めをする以外にも、オーダーの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
きっといつもと違った新鮮なカラーリングが体験出来ると思います。