私自身、子どもの学校が急に休みになると対応に追われる保護者の立場なのですが、〈もしも自分が学生の時に新型ウィルスによって学校が急に休みになったなら〉という設定で、当時の自分だったらどう過ごしていたかを想像してみたいと思います。
小学生6年生(1980年)
まず、やったーやったーと叫びながら踊ります。そうやって喜びを全身で表現したあとは、電話で遊べる友達を探します。しかし、ほとんどの友達は外出禁止と知り、仕方がないので弟とプロレスか、ごろごろしながら漫画を読んでいるでしょう。
確実に暇を持て余しているはずです。
中学生3年生(1983年)
まず、小さくガッツポーズをとります。そして受験が中止になり、特例で志望者は全員合格という奇跡を神に祈っています。
しかし、きっとそんな事は起きないと思っているので仕方なく受験勉強に少し手をつけるでしょう。
休憩時間には家庭用ゲーム機(この頃から既にゲームはあります)のスイッチを入れ、そのまま勉強の事は完全に忘れ、ゲームをやり続けているはずです。
高校生3年生(1986年)
すでに専門学校へ行く事が決まっていて、学校も自由登校になっているので、とくに喜びは感じないでしょう。しかし、卒業式が中止になるかもしれないと聞いた瞬間、頭髪検査を受けずに済むと気づきガッツポーズをしています。長髪に憧れていたので伸ばしてました。
こうしてみると、我ながら残念な学生だったと思わずにいられませんが、確実にこんな感じだったと想像します。