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2020年 個人的冬のうた3選

 

 冬の歌の定番といえば、ワム!の『ラスト・クリスマス』、山下達郎『クリスマス・イブ』

 90年代なら、SPEED『White Love』、globe『DEPARTURES』

 最近ならアナ雪の『レット・イット・ゴー』やback number『クリスマスソング』などでしょうか。

 明るく開放的な夏の歌にくらべ、冬の歌に切なさや物悲しさを歌った歌が多い理由は、気温の低下、日照時間によるセロトニンの分泌低下、冬の夕暮れが終幕を連想させるから、とも言われます。

 たしかに感傷的になりやすい季節だからこそ、人は自分の心に寄り添う音楽を求め、作曲家もまた創作のインスピレーションを受けやすくなる、ということが、冬の歌に名曲と呼ばれるものが多く存在する理由なのかもしれません。

 

 

 私が通っていた小学校では、毎年12月にクリスマス会と称した行事が行われていました。

 大きなクリスマスツリーが飾られた会場では、聖書の朗読、クリスマス講和、キャンドルサービス、讃美歌斉唱、などが行われ、その厳かな雰囲気が人気で、多くの来賓の方々が観覧に訪れていました。

 私にとっての最初の冬の歌は、そのクリスマス会でよく歌われた『荒野(あれの)の果てに』という讃美歌です。

 

  こちらです↓

 

 すみません、間違えました。

 

 こちらは一見同じ曲名ですが、実は読み方が違う『荒野(こうや)の果てに』という"殺しのテーマ"で有名な曲でした。これはこれで私の好きな歌ですが、本当はこちらです↓

 

 私達のクリスマス会にここまでのクオリティーはありませんでしたが、子どもたちが讃美歌を歌う姿は神聖な雰囲気がありますね。

 曲中の歌詞”Gloria in excelsis deo…”のところが印象的で、パートを分けて歌うと美しいハーモニーが生まれるという最初の経験もこの曲だったと思います。

 

 2(3?)曲目にご紹介するのは少し前に知った冬の歌です。

 

 打首獄門同好会布団の中から出たくない

 アーティスト名と曲名にギャップを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、曲のタイトルにもある通り、誰もが共感できる感情を歌っています。

 個人的には、曲中にある楽曲のテンポを無視した「さむい」のところが、生理的な脊髄反射を見事に表現していて最高だと思っています。

 

 

 最後は今まさに巷に流れている最新の冬の歌になります。

 

 LiSA×Uru再会(produced by Ayase)

 SONYのCMで聞いたことがある人も多いと思いますが、冬の歌といえばCMです。

 過去の名曲がそうだったように、冬の季節、繰り返しCMで流れる事によって、人々の耳に、冬の景色に定着し、浸透していくのが冬の歌の特徴です。

 しかもこの曲、ここ最近で最も人気のある女性アーティストの超豪華コラボなため、初めて観た時はとても驚きました。

 それぞれ全くタイプの違うアーティストなのですが、二人の個性を活かした楽曲のアレンジが素晴らしく、どちらの魅力も最大限に引き出している名曲だと思います。

 

 以上、2020年個人的おすすめ冬の歌3選でした。

 あなたの好きな冬の歌は何ですか?

 今年は様々なイベントの開催が難しい状況になってしまいましたが、普段よりも音楽が沁みる季節だからこそ、音楽を楽しみ、新たなお気に入りの冬の歌を探してみるのもいいかもしれませんね。

 おすすめを発見したら是非教えてください。

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