毎日の仕事の中で、お客様の4割がカラーリングをなさいます。
カラーリングする目的は大きく分けて二つです。一つは色を楽しむため、もう一つは白髪を染めるため、です。用途によって使う薬剤は様々ですが、今回はそのどちらの場合でも重要な、似合う髪の色の選び方について書こうと思います。髪を染める時にどんな色を選ぶべきか、どんな色が失敗しないかについても説明します。
まず結論から言うと、似合う色とはその人がもともと持っている肌の色です。
同じ日本人でも髪や肌の色が皆同じわけではありません。注意して見るととても多様である事に気づきます。だからといって髪を肌色にするわけではありません。肌の色の同系色から色を選ぶことが、似合う髪の色にする近道です。
同時に失敗を防ぐ色の選び方にもなります。お化粧をなさる方はいつも使っているファンデーションを参考にしてもいいかもしれません。
とはいえ、人にはそれぞれ好みがあります。自分に似合っていてもそれが好きな色とは限りません。変化を楽しみたい時もあるでしょう。
そんな時は、自分好きな色にほんの少し肌の色の要素をプラスすることで失敗しにくくする事が出来ます。自分の肌の色に遠すぎない色を選ぶ事がコツです。
似合っていない髪の色とは、髪の色とそれ以外の部分とのコーディネートに失敗した状態といえます。なので、まずは肌の色を基準に、そこに好みの要素を少しプラスしていく、といったイメージを持つと良いかもしれません。
以上のことを参考に担当の美容師さんと相談してみて下さい。部分カツラやウイッグの選び方にも応用出来ます。
もちろん当店でも無料カウンセリングを致しておりますので、もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせ下さい。