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ハリとツヤがでる髪の乾かし方

 

「お店でスタイリングしてもらった時はよくても、自分でやるとうまくいかない」という声をよく聞きます。

   今回は、そんな時におすすめしている"ドライイング"髪の乾かし方をご紹介します。

  スタイリングがしやすい状態を作る髪の乾かし方なので、参考にしてみて下さい。

  

   順を追って説明します。

  

まず、髪を完全に濡らします。寝ぐせは霧吹きや寝ぐせ直しではほぼ直りません。シャワーでも洗面器でもなんでもいいので、お湯をかぶり髪の毛の根元から毛先までをしっかり濡らしましょう。くれぐれも部分的ではなく全頭です。寝ぐせやハネを部分的に濡らして直そうとしても、大抵の場合見当違いのところを濡らしています。結果的にこの方が早いので思い切ってかぶっちゃって下さい。

タオルドライをします。吸水性の高いタオルがいいですが、無ければなんでも大丈夫です。強く擦らず、優しく水分をタオルに染み込ませるようなイメージで髪の水分を取ります。

ドライヤーをかけます。ドライヤーは出来るだけ風力の強いものがベストです。特に高価なものである必要はありません。

   風量は常に強です。ドライヤーをうちわを振るように振りながら後頭部の方からから風をあて髪を乾かしていきます。腕がつらければ下を向いても大丈夫です。

   もう片方の手は髪の毛を揺らし続けます。シャンプーをしているときの手の動きと同じです。

  全体に風が行くようにまんべんなく風を当てます。部分的に適当な順番で乾かすやり方ですとクセがついてしまいます。全体が同時に仕上がるようなイメージで乾かしていきます。

  

一つだけ注意点があります。

   顔側から後ろへドライヤーの風を当ててはいけません。

   前から後ろに髪を流しながら乾かすと潰れたクセがついてしまい髪型がまとまらない原因になります。分け目をつけたり方向付けは一切しません。ひたすらドライヤーを振りながら後ろから前に向かって風を当て、もう片方の手で髪を動かし続けます。

   ぐちゃぐちゃにしながら髪を乾かしきるイメージです。乾ききる頃にはハリもツヤも出ているはずです。

 

  以上です。

   そのあとは好きなように手ぐしやアイロンなどででヘアスタイルを作って下さい。

  スタイリングがうまくいかない原因は、

・寝ぐせ

・間違った方向へのクセ付け

・生乾き

の3つです。

 

   この乾かし方の目的は、髪を動かしながら乾かしきる事で、余分な髪のクセをとり除き、ツヤを出し、髪の毛全体の立ち上がりをつけ、その後スタイリングがしやすくするためのベースを作ることにあります。

   ブラシを使わず、手だけで乾かしきる事がハリもツヤも出るなんて信じられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、ブラシやクルクルドライヤーを使ってブローをするよりも髪を傷めず、上手くまとまります。是非一度やってみて下さい。

  

  もしわからないことがあれば、気軽にご質問下さい。

 

 

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