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夏まつり

 

 

こんにちはマスヘアースタジオの川上です。

夏祭りや、盆踊りの季節ですね。子どもの頃、夜間の外出はそれだけで非日常であり、紛れもなく夏休みのビッグイベントでした。
灯りのついた提灯、屋台に並ぶ食べ物、それらは当然魅力的でしたが、私が特に好きだったのが、"お面"です。
木製の格子壁に大量のキャラクターの顔が並ぶお面売り場の光景は、今見ても気持ちが昂ります。
お面なんか買ってどうするの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、特撮ヒーローごっこ遊びが大好きだった私にとって、お面をつけた時のごっこ遊びの充実感は圧倒的なものでした。ですので、お面売り場でお面を選んでいるあの時の私の緊張と興奮は、運命の選択に苦悶するヒーローそのものであったと言えなくもありません。

ある年の夏祭り。好きなものを一つだけ買ってよいという母親の掟のもと、子どもの私は、長考の末、大好きだった『電人ザボーガー』のお面を選びました。よし、今年の夏は『流星人間ゾーン』を卒業し、『電人ザボーガー』として頑張ろうと意を決した私でしたが、ある致命的なミスに気付いてしまいます。ピー•プロダクション制作特撮テレビ番組 『電人ザボーガー』は秘密警察・大門豊が、彼の乗るオートバイが変形するロボット"電人ザボーガー"と共に宿敵Σ(シグマ)団と戦う、という物語なのですが、ザボーガーは大門豊の指示を受けて動くロボットなので、お面を被った私は誰かに指示をされなければ動く事ができません。仮に大門豊を友達にやってもらい、自分がその指示通りに動くロボットをやるという方法もありますが、子どものごっこ遊びにおいて、共に充実感を味わえるような連携のとれた高度なプレイなどできるはずも無く、悪ノリした友達に恥ずかしいことを命令されるだけの時間になってしまう可能性が高いという事くらい子どもの私にもわかりました。落胆した私は、電人ザボーガーでは無く、仮面ライダーXにしておくべきだった、もしくはずっと気になっていた紐の先に鳥がついていて振り回すとけたたましい音が鳴る名前のわからないあのおもちゃにしておくべきだったと思ったのでした。
みなさんにとっての夏祭りの思い出はどんなものがあるでしょうか。

この夏の祭りも最高のなものになると良いですね。

 

ではまた。

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